料理をしていると野菜や魚などの名前をドイツ語や他の言葉で表わしたり訳したりしなければいけないことが多々あります。誰がどのように名前をつけているのか、直訳では表せない単語がたくさんあります。日本でしか食されていないフグもそうですが、ドイツ語ではKugelfisch(ボールの魚)です。
食材のみならず、動物や昆虫の名前も聞いているとおかしいものがたくさんあります。
そこで、変な名前を思い出すごとにここに書き連ねていこうかと思います。お楽しみください。
(伊=イタリア語、独=ドイツ語、英=英語です。)
Heuschrecken (独)干し草を驚かせるもの = バッタ
cicala di mare (伊)海のせみ = シャコ(寿司ネタの)
Heuschreckenkrebs(独)バッタ蟹 = シャコ
cervo volante (伊)飛ぶ鹿 = くわがた(昆虫の)
gallina del Signore (伊)ダンナさまの(神様の)メス鶏 = てんとう虫
Marienkäfer (独)お金の虫 = てんとう虫(コガネムシって日本にいますけど、、、)
Seehund(独)海の犬 = アザラシ
Flusspferd(独)川の馬 = カバ
Katzenfisch(独)ネコ魚 = なまず
Seeteufel(独)海の悪魔 = アンコウ(深海魚の)
coda di rospo(伊)ヒキガエルのしっぽ = アンコウ(深海魚の)
Seezunge (独)海の舌 = ひらめ
Tintenfisch(独)墨の魚 = イカ
lupo di mare(伊)海のオオカミ = すずきに似た白身の魚
探せば出てくるものです。しかし、ドイツ人やイタリア人の名前のつけ方がおかしいと笑ってはいけません。日本人も漢字でフグのことを「河豚」と書くではありませんか。(もしかしたら、その単語は中国語に読みを当てはめただけかもしれませんが、、、。)