ドイツのピザ、フラムクーヘン Flammkuchen

Heute war ich mit drei deutschen Freundinnen in Arminiusmarkthalle in Berlin-Moabit, und wir haben Flammkuchen gegessen. Da die Japaner Flammkuchen nicht kennen, erkläre hier auf Japanisch, was Flammkuchen ist.

ドイツにもフラムクーヘンというピザのようなものがあるのをご存知であろうか。

もともとはフランスのアルザス地方が発祥で、そこに近隣するファルツとバーデン地方で食べられている料理である。戦争当時は国境近くの町がドイツの支配下になったり、他の国の支配下になったりとしたため、お互いの国の文化が影響しあっている。

ピザと違うところは、形が四角く、トマトソースの代わりにサワークリームを使うこと。上に乗せるものは好みで何を乗せても良いが、シュペック(ドイツのベーコン)と玉ねぎが基盤である。

少し前に、原口元気君の奥さんから「日本ではゴルゴンゾーラとハチミツのピザが流行っていますよ」と聞いてビックリした。そんなものイタリアにはない。また、SNSでフルーツやアイスが乗っているピザも見かける。そんな日本のめちゃめちゃなイタリア文化を「本場の味」と称して出しているレストランにあきれ返るけれど、それを信じ込んでいる日本人の世界観のなさもビックリした。

ところが、このフラムクーヘン、デザートとしても楽しめる。密煮のリンゴを乗せて粉砂糖をかけたり、ドライフルーツを乗せたり、イチゴや生クリームとアイスも添えたり。アルコールをかけて火をつけてショー効果を出したり。

今日、3人のドイツ人の友達と行ったのは、ベルリンのモアビットという地域にあるArminiusmarkthalleという市場。もしベルリンに住まわれていて、このフラムクーヘンを試してみたいという方がいればそこに行って見てください。ただし、一人1枚は多いので、数人で行っていろんな種類をたのんでシェアーすることをお勧めします。